【秋田】しみ抜き（ブラウス・シャツ）即日対応！しみの構造と応急処置方法

しみの基本構造

一口に「しみ」といっても、実際にはいくつかの層になっています。例えば、一般的によく見られる食べ物によるしみの構造は、以下のとおりです。

• 油：皮脂や食油
• タンパク質・でんぷん：ご飯や牛乳
• タンニン：コーヒーやお茶、紅茶
• 色素：ボールペンやインク

一般的な食べ物のしみは、油溶性の汚れが表面を覆っており、内側に水溶性の汚れや色素などが含まれています。しみができたばかりの段階では、上記の層が生地の上に乗っているようなイメージです。

しみを放置すると…？

しみを放置していると、どんどん生地に浸透していってしまいます。

しみができてから7～10日程度経つと、生地の繊維に汚れが入りこんでしまいます。そのしみ抜きをするには、まず油溶性の汚れを除去し、その後に水溶性の汚れや色素を取り除いていく工程を経なければなりません。

しみの発生から1ヶ月が経過してしまうと、繊維が傷みだして変色してしまいます。この段階になると、しみ抜きはできず、漂白剤や熱の力を借りて色素を中和させる必要があります。

さらに、しみが古くなってしまうと、クリーニングにおいても完全に落とせなくなります。汚れによって、繊維が破壊されてしまっている状態です。この状態を何とかするためには、変色した部分に色を塗る「色補正」という手段を取らざるを得ません。

このように、時間が経つにつれてリカバーしにくくなっていくのがしみです。しみが発生したら、なるべく早期に対処することが重要になります。

水溶性のしみの場合

ジュースやしょうゆなどをこぼしてしまった場合のしみは、水溶性のしみだと考えられます。水溶性のしみである場合は、まずティッシュペーパーなどを活用して水分をできるだけ吸い取ることが重要です。

できるだけ水分を吸い出したら、裏側からハンカチなどを当てて表側から水を含ませたタオルやハンカチで優しく押さえます。タオルやハンカチでしみの水分を吸い取るイメージです。この作業を繰り返すことで、しみは小さくなっていきます。

自宅に帰ったらすぐに洗濯し、落とし切れていない部分に中性洗剤をつけて洗濯機で洗います。

油溶性のしみの場合

ソースや油をこぼしてしまった場合や化粧品がついてしまった場合は、油溶性のしみとして対処します。油溶性のしみの場合は、水溶性よりも落ちにくく、頑固です。

水溶性のしみと同様に、すぐに表面をティッシュペーパーなどで押さえて、水分を取り除きます。そして裏側に布を押し当て、食器用の中性洗剤をつけたハンカチなどで叩いてください。最後は洗剤を落とすために、水ですすぎます。

家に帰ったら、酸素系の液体漂白剤を直接塗り、洗濯してください。

ただし、この方法はいずれも応急処置であり、しっかりとしみ抜きをするにはクリーニングに出すことが重要です。衣類のしみ抜きでお困りなら、株式会社シーガルジャパンへお気軽にご相談ください。お客様のご要望を第一にしつつ、衣類の状態維持と洗浄力のバランスを見て最適な対応をご提案します。